令和6年工事監査報告書

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東京都監査委員は、令和7年第一回都議会定例会に、「令和6年工事監査報告書」を提出しました。

(1)監査の目的
都が実施した工事等を対象として、計画、設計、積算、施工等の各段階において、技術面から当該工事等が適正・適切に行われているかについて検証

(2)監査の対象
契約金額が100万円以上で、令和5年度に都が締結した工事等
実施対象:18局及び島しょ(三宅支庁・小笠原支庁)

(3)重点監査事項
「品質管理」を重点監査事項として設定

(4)監査の結果
11局に対し、22件の指摘を行った。

(5)主な指摘事例
〇霊園管理所の基礎工事において、鉄筋のガス圧接継手の品質管理試験が適切に実施されていなかったため、受注者を適切に指導・監督するよう求めた。(報告書p.8、40)
〇給水所建設工事において、インフレスライドの契約変更を、複数年にわたる工事の工期末にまとめて行うこととし、受注者から契約金額の変更請求を受けた都度行っていなかったので、インフレスライド条項に係る手続を適切に行うよう求めた。(報告書p.10、48)

記事ID:036-001-20250214-009941