平成24年行政監査報告書

東京都監査委員は、本日の平成26年第一回都議会定例会に、「平成24年行政監査報告書」を提出しました。

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(1)監査の目的
 土地及び建物の運用・管理の具体的状況について問題点を把握し、改善を求めること

(2)監査対象局
 15局

(3)監査の結果
 指摘事項17件、指摘金額約56億4,240万円

(4)主な指摘事例
○ 廃止した排水場4か所の土地2,237㎡の利用や売却に向けた調整を行っていないもの

建設局は、昭和50年の特別区事務事業移管に伴い、都有地に設置されている排水場施設の土地等を区へ無償で貸付けているが、施設が廃止されたにもかかわらず、区及び財産事務の所管局である財務局と、廃止された排水場の帰属について調整を行っておらず、今後の方針が定められていない。

(指摘事項1、行政監査報告書P.6)

○ 平成18年行政監査の指摘により活用を求めた土地5,350㎡について、平成21年度に測量の上売却等に向けた事務処理を行うこととしたが、これを行わなかったもの

都市整備局は、平成18年行政監査で指摘を受けた土地について、「測量を行い財務局へ引き継ぐ」と方針を策定したものの、監査日現在、測量を行っておらず、引継ぎも行われていない。

(指摘事項5、行政監査報告書P.6)

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