平成21年度各会計歳入歳出決算審査
(平成22年審査実施分)

監査委員は、第三回都議会定例会に知事から提出された平成21年度各会計歳入歳出決算について、地方自治法の規定により審査し、意見を付しました。

平成21年度各会計歳入歳出決算審査意見書 (PDF1307KB)

審査の概要

知事から提出された一般会計及び特別会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書について審査しました。

審査に当たっては、

(1)決算計数は、正確であるか
(2)予算執行は、適正かつ効率的になされているか
(3)資金は適正に管理され、効率的に運用されているか
(4)財産の取得、管理、処分は、適正に処理されているか

などに主眼を置き、決算書等及び証拠書類の照合等を行うとともに、関係部局から決算についての説明を聴取するなどの方法により審査を実施しました。

審査の結果

決算計数について

会計処理の一部について、是正・改善を要する事項が認められたました。

「財産に関する調書」の一部に建物(4,126,073.49平方メートル)の過大登載や出資による権利(32億8,722万2,300円)の登載漏れなど、次のとおり誤りが認められました。

公有財産
土地
過大に登載されているもの 1局 1件 4,126,073.49㎡
建物
過大に登載されているもの 1局 1件 30.96㎡
無体財産権 2局 4件
出資による権利
過大に登載されているもの 1局 1件 3,287,222,300円

物品
過大に登載されているもの 2局 2点
登載漏れとなっているもの 2局 2点