平成19年度東京都公営企業各会計決算審査
(平成20年審査実施分)

監査委員は、第三回都議会定例会に知事から提出された平成19年度東京都公営企業各会計決算について、地方公営企業法の規定により審査し、意見を付しています。

平成19年度東京都公営企業各会計決算審査意見書全文

審査の概要

知事からの審査依頼に基づき、公営企業11会計について、審査を行いました。

審査では、各事業の決算諸表が経営成績及び財政状態を適正に表示しているかを検証するため、決算諸表、総勘定元帳その他の帳簿及び証拠書類の照合等を行うとともに、関係部局から決算についての説明を聴取するなどの方法により審査を実施しました。

また、各事業の経営状況を把握するため計数の分析を行うとともに、経済性の発揮及び公共性の確保の観点から事業運営が適切に行われているかを検証しました。

審査の結果

審査に付された決算諸表は、次に掲げる会計処理の誤り3件を除き、各会計の経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認められました。

指摘事項

  • 資産受入時の会計処理を適正に行うべきもの 【病院会計】 意見書本文 p.2
  • 会計間の費用分担を適正に行うべきもの 【交通事業・高速電車事業・電気事業会計】 各意見書 本文 p. 2
  • 有形固定資産の取得価額を適正に算定すべきもの 【電気事業会計】 意見書本文 p.2