平成21年度東京都公営企業各会計決算審査
(平成22年審査実施分)

監査委員は、第三回都議会定例会に知事から提出された平成21年度東京都公営企業各会計決算について、地方公営企業法の規定により審査し、意見を付しています。

平成21年度東京都公営企業各会計決算審査意見書全文

審査の概要

知事からの審査依頼に基づき、公営企業11会計について、審査を行いました。

審査では、各事業の決算諸表が経営成績及び財政状態を適正に表示しているかを検証するため、決算諸表、総勘定元帳その他の帳簿及び証拠書類の照合等を行うとともに、関係部局から決算についての説明を聴取するなどの方法により審査を実施しました。

また、各事業の経営状況を把握するため計数の分析を行うとともに、経済性の発揮及び公共性の確保の観点から事業運営が適切に行われているかを検証しました。

審査の結果

審査に付された決算諸表は、会計処理の誤りを除き、各会計の経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認められました。

指摘事項

  • 消費税等の税額計算の誤りに伴う消費税額の過小計上【水道事業会計】
  • 医業未収金の過大計上ほか2件【病院会計】