令和4年工事監査報告書

東京都監査委員は、令和5年第一回都議会定例会に、「令和4年工事監査報告書」を提出しました。

「令和4年工事監査報告書」全文へ(PDF 2,539KB)

(1)監査の目的
  都が実施した工事等が、設計、施工等の各段階において技術面から適正・適切に行われているか検証する。

(2)監査の対象
  契約金額が100万円以上で、令和3年度に都が締結した工事等
 実施対象:17局及び島しょ関連部局(三宅支庁管内・小笠原支庁管内)

(3)重点監査事項
 「設計条件」を重点監査事項として設定

(4)監査の結果
   13局に対し、28件の指摘、意見・要望を行った。

(5)主な指摘、意見・要望事例
  〇大きいマンホールの開口部の設計において、手引きに基づいた構造計算を
   行っておらず、安全性が確保されていなかった。(報告書P.7、23)
  〇防災船着場の整備に伴うスロープや階段の照明の設計において、
   ガイドラインに詳細な設計条件が明確に示されていないことから、
   防災船着場ごとの明るさ等に大きな違いが生じていた。
   (報告書P.11、20)

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