令和5年工事監査報告書

東京都監査委員は、令和6年第一回都議会定例会に、「令和5年工事監査報告書」を提出しました。

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(1)監査の目的
 都が実施した工事等が、設計、施工等の各段階において技術面から適正・適切に行われているか検証

(2)監査の対象
 契約金額が100万円以上で、令和4年度に都が締結した工事等
 実施対象:19局及び島しょ関係部局(大島支庁管内・八丈支庁管内)

(3)重点監査事項
 「施工条件」を重点監査事項として設定

(4)監査の結果
 12局に対し、27件の指摘、意見・要望を行った。

(5)主な指摘事例
〇地下構造物の解体工事において、安全対策が適切に行われていない設計及び施工となっていたため、適切な対策を措置するよう求めた。(報告書 p.11、58)
〇専用橋の耐震補強工事において、工事に必要な手続が遅れ、工事を始めることができなかったため 、手続を適切に行うよう求めた。(報告書 p.12、62)