平成24年各会計定例監査(平成23年度執行分)報告書

監査委員は、第3回都議会定例会に「平成24年各会計定例監査報告書」を提出しました。

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平成24年各会計定例監査(平成23年度執行分)報告書には、平成24年各会計定例監査及び平成23年度東京都財務諸表の監査の概要と結果を記載しています。報告書の概要は次のとおりです。

1 定例監査

(1)監査の概要

ア 監査の目的
地方自治法第199条第1項、第2項及び第4項に基づき、都の財務に関する事務の執行、経営に係る事業の管理及び事務の執行が、適正・適切に行われているかについて、平成24年定例監査を実施した。

イ 監査の対象
平成24年1月6日(金)から同年9月6日(木)まで

ウ 監査期間
平成25年1月7日(月)から同年9月3日(火)まで

エ 監査実施状況
全28局について、本庁140部の全て、事業所の40%を対象とした。

(2)監査の結果

ア 指摘件数
18局に対し、126件の指摘等を行った。

イ 指摘金額
指摘金額は12億1,020万円であり、このうち、経費を縮減すべきものや収入の請求漏れなどを指摘したものが1億3,502万円である。

ウ 主な指摘事例
旅券申請窓口の待ち時間についてサービス基準を遵守していないもの (報告書P.4)
合理的な理由なく契約を分割したことから競争性を確保できていないもの (報告書P.6)
使用しなくなった駐車場を継続して借り上げているもの(報告書P.7)

2 財務諸表監査

平成23年度東京都財務諸表が、東京都会計基準に準拠しているかを検証し、監査の対象とした財務諸表については、東京都会計基準に準拠して作成されていると認められました。

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