財政援助団体等監査報告書(組織委員会)
東京都監査委員は、令和5年第二回都議会定例会に、「財政援助団体等監査報告書(組織委員会)」を提出しました。
監査の概要
(1)監査の目的
組織委員会の事業が都の 負担金の交付、出えん等の目的に沿って適切に行われているか、 団体を所管する都の局等による指導・監督が適切に行われているかについて監査
(2)監査の対象
組織委員会、都の局等(オリンピック・パラリンピック準備局、政策企画局等)
(3)監査の結果
- 組織委員会の活動全体を監査の立場から評価。将来の課題等、包括的に所見を述べる形で報告
- 「法人運営体制は整備されているか」、「調達の適正化は図られているか」、「収入確保の取組は行われているか」などの着眼点を設定した上で、事業を検証・評価
- 守秘義務の制約がある案件については代替書類など提示された書類の範囲内で検証
- 着眼点ごとの評価の概要については「報道発表資料」参照のこと
(総括)
- 組織委員会の活動全般を検証した結果、評価されるべき優れた点があった一方、必ずしも適切とは認められない点があったことが確認された。
- 本報告書の所見で 述べる様々な事柄が、都の事業のみならず、将来の他の国際大会の運営や他都市でのオリンピック・パラリンピック競技大会運営に生かされ、より良い事業の実施に結びついていくことを望む。
財政援助団体等監査報告書(組織委員会)全文(本文97ページ)
記事ID:036-001-20240722-002678