令和２年度各会計歳入歳出決算審査

　第三回都議会定例会において、知事により令和２年度各会計歳入歳出決算が認定に付されました。この決算には、地方自治法の規定により、監査委員の意見が付けられています。

　その概要は次のとおりです。

（１）審査の対象
　令和２年度東京都一般会計及び特別区財政調整会計など１６特別会計

（２）審査の方法
　歳入歳出決算書等について、
①　決算計数の正確性
②　予算執行の適正性・効率性
③　資金管理及び運用の適正性・効率性
④　財産管理の適正性
などに主眼を置き、決算書等及び証拠書類の照合等を行うとともに、関係部局から説明を聴取するなどの方法により審査を実施

（３）審査の期間
　令和３年７月９日（金）から同年９月７日（火）まで

　審査に付された歳入歳出決算書等は、前記の方法により審査した限り、重要な点において、法令に適合し、かつ正確であると認められます。

　なお、会計処理、財産に関する調書の計数について一部に是正・改善を要する事項が認められたため、１１局に対し２２件の指摘を行いました。