令和3年定例監査報告書の提出について

 監査委員は、第一回都議会定例会に「令和3年定例監査報告書」を提出しました。

「令和3年定例監査報告書」全文へ(PDF 4,332KB)

 報告書には、令和3年定例監査及び令和2年度東京都財務諸表の監査の概要と結果を記載しています。 報告書の概要は次のとおりです。

1 定例監査

(1)監査の概要

ア 監査の目的
 地方自治法第199条第1項、第2項、第4項及び第7項の規定により、都の財務に関する事務の執行、経営に係る事業の管理及び事務の執行が、適正・適切に行われているかについて、東京都監査委員監査基準(令和2年東京都監査委員告示第2号)に準拠して監査を実施した。

イ 監査の対象
 令和2年度における都の事務及び事業の全般

ウ 監査期間
 令和3年1月12日(火)から令和4年1月27日(木)まで

エ 監査実施状況
 全30局(本庁の全ての部及び事業所の約2割)、財政援助団体3団体

(2)監査の結果

ア 指摘件数
 20局に対し、74件の指摘等を行った。

イ 主な指摘事例
  コロナ禍で多くのイベントの開催を中止したにもかかわらず、イベント配布用の
広報グッズを前年度と同規模で購入していた。【契約(その他)】
  (報告書P.6、112)
 

2 財務諸表監査

 令和2年度東京都財務諸表が東京都会計基準に準拠しているかを検証し、監査の対象とした財務諸表については、監査を実施した範囲において、東京都会計基準に準拠して作成されていると認められる。

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